ペナルティの種類

ペナルティの種類はいくつかありますが、
マイナー、ダブルマイナー、メジャー、ミスコンダクト、ゲームミスコンダクトの５種類を覚えていれば大丈夫です。

マイナーペナルティ
ペナルティを犯したプレイヤーが２分間退場します。
ベンチマイナーペナルティの場合、ＧＫのペナルティの場合は、チームの指名する選手がペナルティボックスに入ります。
選手の交代は認められず、ペナルティ中に失点した場合はその時点で罪は償ったと見なされてペナルティは終了です。
次のピリオドまで持ち越しますが、次の試合へは持ち越しません。

ダブルマイナーペナルティ
ペナルティを犯したプレイヤーが４分間退場します。
パターンとしては、
Ａ．１つの反則でダブルマイナー
　マイナーよりひどい反則で、メジャーほどでもないときに適用されます。
　ex.ラッフィングによるダブルマイナーペナルティ、４分間の退場です。
Ｂ．２つの反則を同時に犯してのダブルマイナー
　同時に、またはアドバンテージ中に同じプレイヤーが２つの反則を犯した
　ときに適用されます。
　ex.ラッフィングおよびアンスポーツマンライクコンダクトによるダブル
　　　マイナーペナルティ、４分間の退場です。
選手の交代は認められず、ペナルティ中の失点はマイナーと同じようにペナルティ終了となりますが、「連続した２つのマイナーペナルティ」とでもいうべき扱いなので、残り２分１秒までの失点では、ペナルティタイムがそこから２分間となります。
　ex.残り３分３０秒での失点→残り２分
　　　残り１分３０秒での失点→ペナルティ終了

メジャーペナルティ
反則により相手選手にケガを負わせた場合に適用されます。
選手の交代が認められないだけではなく、失点した場合もペナルティは継続します。
つまり、問答無用でペナルティは５分間続きます。

ミスコンダクトペナルティ
よく「ミスコン」と言われます。ゲームシートなどでは「ＭＣ」とか「ＭＩＳＣ」と表記されます。
大抵の場合、他の反則と複合で取られますが、たまにいきなりミスコンダクトのみのときもあります。
１０分間の退場となりますが、代わりの選手が出場できます。
Ａ．複合型
××によりマイナーペナルティおよびミスコンダクトペナルティにより１２分間退場。
最初の２分は普通にマイナーペナルティ。
２分経過または失点でマイナーペナルティは終了し、ミスコンダクトに移行します。
Ｂ．単独型
やらかした本人はペナ箱送りになりますが、代わりの選手が出場するので、パワープレー（キルプレー）にはなりません。

どちらも、１０分経過後、最初に試合が止まったときにペナルティボックスから開放されます。
つまり、ペナルティタイムは１０分以上になりますね。

ゲームミスコンダクトペナルティ
通称「ゲームミスコン」ですね。ゲームシートなどでは「ＧＭ」表記ですかね。
相手にケガを負わせた場合、派手に暴れたり、著しくスポーツマンシップに反する行為などをした場合に適用され、その試合から除かれます。
ペナルティボックスに入るという意味ではない退場です。
ベンチにいることも許されません。
（サッカーで言うところのレッドカードですね。）

アジアリーグでは、次の試合から１試合から数試合の出場停止処分を受けます。